恋より早く。〜僕たち、親友同士で婚約しました!〜

「結婚しようよ」そう言い合った僕らは恋人同士でありませんでした。ひょんなことから婚約し同棲を始めた、親友のナナシロとしおりの生活をつづっていきます。

プロポーズして5日で婚約者のパパ・ママとご飯へ行きました。

こんにちは。

最近はあまり長時間ではないにせよ、ゆっくりと仕事を進めています。

 

少し前の話になりますが、実はすでにしおりちゃんのパパ・ママとご挨拶を済ませました。

 

 

プロポーズして5日でパパ・ママとご挨拶

実は同棲をスタートさせる前から、しおりパパ・ママと会うことは決まっていました。

 

プロポーズしてすぐのこと。

 

f:id:nanashio1010:20171013201910j:plain「あ、そういえば今度お父さんとお母さんと、牛タン食べに行くんですけど、一緒に行きます?」

f:id:nanashio1010:20171013201703j:plain「じゃあ、ご一緒しちゃおうかな〜」

 

……「ご一緒しちゃおうかな〜」じゃないよ、自分。

それ普通に向こうのご両親にご挨拶ってことだからね?

 

と、過去の軽率な自分を殴りたいですが、まぁそういう向こう見ずなところもある意味ADHDと言いますか……。

 

そもそも僕らは恋人同士ではないので、その辺もうまくごまかさなくてはなりません。

 

 

特に準備をする間もなく当日

しおりちゃんの運転で車に乗り、車で数分のところにあるパパ・ママの家へ、2人を迎えにいきます。

 

パパ・ママ宅へ着いてすぐ、お二人が出てきました。

助手席に座っていた僕の後ろのドアから、しおりパパ・ママが順番に乗りこんできます。

 

f:id:nanashio1010:20171013201703j:plain「初めまして。よろしくお願いします」

f:id:nanashio1010:20171111164721j:plain「こんばんは。よろしく」

f:id:nanashio1010:20171111164942j:plain「〜♪」

 

……うん。

 

ものすごい緊張する……!!

 

僕が緊張しているということは、しおりパパ・ママも緊張しているわけで。

緊張している人たちは当然口数が減ります。

そして緊張している人たちに囲まれると、周りの人たちも緊張します。

 

車内、ほぼ無言。

 

ひぃ……!

 

 

そして牛タンのお店へ

お店が思っていたよりも混んでいたため、少しの間、受付のところの椅子に座って待つことに。

 

横一列に座らざるをえないので、僕は一番端に座り、しおりちゃんを盾にしました。(ごめんなさい)

 

早く卓について飲み物頼んで乾杯をしたい……!

早くちゃんと挨拶できる状態になりたい……!

 

正直ものすごい時間が長く感じました。

きっとしおりパパ・ママも同じだっただろうな……。

 

ようやく店員さんに呼ばれてこんな感じで席につきました。

 

f:id:nanashio1010:20171111164342j:plain

 

さっそくメニューを決めて注文し、ひとまず乾杯をすることができました。

 

一同「乾杯!よろしくお願いします!」

 

これでなんとか最初の一歩を歩めた……。

 

……

 

……

 

f:id:nanashio1010:20171013201910j:plain「……(笑)」

 

いやいや、ちょっとあなたが紹介してくれないと……!

「(笑)」じゃないよ……!!

え?これ僕が話し始めなきゃいけないやつ……?

 

何これ、どうすればいいの……?

 

まず考えよう。

僕が最初に言うべき言葉はなんだ?

 

娘さんを僕にください……は明らかにまだ早すぎるな。

どこの馬の骨だよ!というか、なんだよその髭!って話だよね……。

 

(これ書いていて思いましたが、あご髭15cmも生やしていて、その上、毛先が緑色のままでよく赴いたよね……。我ながらめちゃくちゃだな……。)

 

よし。

ひとまず、当初3人でご飯の予定だったところにいきなり入れさせてもらったことを詫びよう……。

 

f:id:nanashio1010:20171013201703j:plain「あの……、今日は3人でご飯の予定だったところを急にお邪魔させていただいてすみません……!」

f:id:nanashio1010:20171111164721j:plain「ああ、大丈夫だよ」

f:id:nanashio1010:20171013201703j:plain「あはは……!」

f:id:nanashio1010:20171111164721j:plain「(静かに笑う)」

 

ひとまず、話すことはできました。

 

ここからは緊張のため、僕の記憶が飛び飛びなので、記憶に残っていた会話を書こうと思います。

 

 

しおりパパ・ママとこんな話をした

今住んでいる場所について

f:id:nanashio1010:20171111164721j:plain「今もうこっちに住んでいるの?」

f:id:nanashio1010:20171013201703j:plain「あ、そうですね、しおりさんと一緒に住まわせていただいています」

f:id:nanashio1010:20171111164942j:plain「そうなのねぇ」

f:id:nanashio1010:20171111164721j:plain「松本はいいところだよね」

 

本当に松本いいところなんです。

とにかく景色が綺麗で、のどかで、空気が美味しい。

東京のようにゴミゴミもしていないし、かといってど田舎でもなく、住むのに便利。

松本に住んでいる人が、松本を愛しているのがよく分かります。

 

僕はまだ来て日が浅いので、これからもっと松本の良いところをいろいろ見つけられるような気がしています。

 

 

僕の仕事について

f:id:nanashio1010:20171111164721j:plain「仕事は何をしているの?」

f:id:nanashio1010:20171013201703j:plain「ええと、つい先日まで千葉の鴨川の山奥でDASH村的なことができる場所の現地スタッフをしていたのですが……、訳あって今はしおりさんと松本にいます」

f:id:nanashio1010:20171111164721j:plain「……(無言でうなずく)」

f:id:nanashio1010:20171013201703j:plain「というのも、寝る時間以外すべて仕事していたので、ちょっとこのまま仕事続けていると倒れてしまうなと思って、休養をとることにしたんです。だから、これからはWebサイト制作などのクリエイティブの仕事を個人で請けてやっていこうと考えています」

 

あまりおおっぴらに病気療養みたいなことを言うと、しおりちゃんの顔を潰してしまうし、何より「こんな男に娘を預けられない」と思われてしまうと考えた僕は、極力柔らかい表現をつかって自分の近況を話しました。

 

実際は、1日中布団から出られなかったり、行動や言動の記憶がなかったり、結構ひどい状態でしたし、このときのも心の中は大泣き状態だったので、今すぐにでも誰かにすがりたいような気持ちでしたが、そこはぐっとこらえました。

 

後にしおりちゃんから聞いた話ですが、僕がADHDであることや、仕事がきっかけで躁鬱のような感じになってしまったことなどを、彼女が事前にしおりパパに伝えてくれていたそうです。

 

だからあのとき大変優しい眼差しで僕の話を聞いてくれていたのだなと思うと、涙が出ます。

 

 

一生忘れない言葉

そして何より嬉しかったことは、

 

f:id:nanashio1010:20171111164721j:plain「それはね、仕事をやめて正解だよ」

 

と言ってくださったことでした。

 

僕は、はたから見ると「大事な仕事をこなさずに勝手に放りだして逃げたヤツ」なので、それでさらに自分を追いこんでしまい、不安障害みたいな状態(というかたぶんそう)になっていました。

 

わりと元気でも家から出ようとすると汗が止まらなくなり、ドアの前でうろうろしているうちに死にたくなってしまう、というはっきり言って結構危険な状態だったと思います。

 

仕事を放り投げたことを弁解するようで、書いている今でもやっぱり抵抗はありますが、それでも自分が死なないようにする選択を採ったことを認めてもらえたのは、とてつもなく大きな救いでした。

 

今こうしてブログに書いてしまっていますが、僕は生涯にわたって、このときのしおりパパの言葉に感謝し続けようと心に決めました。

 

僕はしおりパパからの言葉を受けて、照れ笑いみたいな変な顔をしていたと思うのですが、実はこのとき涙をこらえていました。

 

 

僕のヒゲについて

さて、ちょっと重たい話を書いたので、ここからは面白かった話を書こうと思います(笑)。

 

f:id:nanashio1010:20171111164942j:plain「その〜、髭はどれくらいかけて伸ばしたのかしら?」

f:id:nanashio1010:20171111164721j:plain「ふふ(笑)」

f:id:nanashio1010:20171013201703j:plain「あ、ええと……、そうですね、もともとちょっと生やしていたんですが、だいたい半年くらいでここまで伸びた感じですかねぇ……」

f:id:nanashio1010:20171111164942j:plain「へぇ〜、そうなのねぇ。……しおりちゃんはどうなの?髭は」

f:id:nanashio1010:20171013201910j:plain「あー、嫌かな!(笑)」

f:id:nanashio1010:20171013201703j:plain「グッサァァァ!!ブシャァァァ!!(言葉が胸に突き刺さって流血する音)」

 

嫌だったらしいです(笑)。

 

そもそも僕らは恋人同士ではないので、お互いの見た目や恋愛的な相性といったところで惹かれたわけではありません。

 

この辺の話は面白いのでまた別途記事にしようと思いますが、僕の好きな女性のタイプとしおりちゃんの好きな男性のタイプは、見事に合っていません(笑)。

 

だから、そもそもお互いを異性として見ることもないですし(今のところ)、そういう感じでやっています。

 

それはさておき、「恋人同士」という言葉で思いだしたのですが、しおりちゃんとパパが席を外しているときに、しおりママとこんな話がありました。

 

 

いつの間に付きあっていたのねぇ

f:id:nanashio1010:20171111164942j:plain「ねぇねぇ、あなたたちいつの間に付きあっていたのねぇ」

f:id:nanashio1010:20171013201703j:plain「あ……そうですねぇ。(付きあっていないことがバレないように必死)」

f:id:nanashio1010:20171111164942j:plain「全然分からなかったわよ〜、ほんといつの間にって感じ」

f:id:nanashio1010:20171013201703j:plain「そ、そうですよね〜、いつの間にって感じで〜……えへへ……(冷や汗だらだら)」

 

別に、恋愛関係でないと同棲したり婚約したりしてはいけない、というわけではありませんが、やはり世間的には珍しい例なので驚かせてしまうように思います。

 

なので、このときは隠してしまいました。

 

 

 

多様性の時代

この数年で「多様性」という言葉がよく使われるようになりました。

全体で同じ価値観を持ちましょうという時代から、個々人の価値観を尊重しましょうという時代になりました。

 

その中であっても、やはりまだまだ僕らのような関係は世間に言いづらい部分があります。

どこか、恋愛と結婚はセットと考えている人が多いからです。

 

たぶん世の中的には、

 

(1)みんながお見合いの時代

(恋愛を謳歌すべき!)

(2)みんなが恋愛結婚の時代

(恋愛も結婚も人それぞれであるべき!)

(3)それぞれの価値観で恋愛や結婚をする時代 [←NEW!]

 

という流れなんでしょうね。ざっくり言うと。

 

今ちょうど、(2)の時代から(3)の時代への過渡期なのだと思います。

僕らはその中で限りなく先頭の方を走っている2人だと思います。

 

僕らのような関係もありなんです!

もし今、恋愛や結婚に疑問を感じていたり、自分の考え方に不安を覚えたりしている方がいらっしゃるなら、僕らはそういう人たちに

「こういう人たちもいるんだ!」

「良かった、自分だけじゃない!」

と思っていただけるような存在でありたいです。

 

トントン拍子でしおりちゃんのご両親への挨拶が済んでしまいましたが、僕としおりちゃんの人生はまだまだ船出の段階です。

 

長い航海、みなさんと一緒に楽しんでいければと思っています。

どうか、温かい目でお付きあいいただければと思います。

これからも、どうぞよろしくお願いいたします!

 

 

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